Column

「夏終わりは“お掃除(デトックス)”のチャンス!」

Cosme Kitchen Adaptationディレクター 谷口かおりがお届けするコラム第4弾。
季節の変わり目にこそ意識したい!「デトックス」のお話。ぜひ、カラダをリセットして、新しい季節を迎えましょう!

今年は、例年に比べ梅雨明けが遅く、40℃超えの酷暑日もあるかと思えば、暦ではもうすっかり秋ですね。
やっと夜風も涼しく感じて来ましたが、本日はそんな夏から秋へと移行する季節の変わり目にこそ取り入れるべき!浄化やデトックス、カラダのお掃除のお話をできればと思っています。

先日、夜空に大きく輝く”魚座”の満月を見ることが出来ました。


photo by unsplash

満月は美と富の象徴とも言われ、昔から神秘的なパワーがあると信じられており、『月光浴』が美容や健康に良いと言われていることを耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
心身やエネルギーの浄化にもおすすめなので、満月の日には3分間!できれば午前0時までに、是非月光浴を行ってみてはいかがでしょうか。

さて、今年の夏は例年以上の暑さに、堪えた方も多かったと思います。前回の夏バテや夏疲れ対策のコラムでもお話したように、大量の汗をかいて体温調節を行うことは体力を大きく消耗させ、疲労に繋がります。
また、汗として体外に排出されてしまったものに対して、同じものを補わずに過ごしていると、疲労の回復や修復が出来ずに翌日を迎えることになります。そんな日々を繰り返してしまっていると夏の終わりには、気付かぬうちに多くの疲労を溜め込んでしまっているかもしれません。
疲れを残したまま季節の変わり目を迎えると、急な気温差や環境の変化に対応しきれず、思わぬ体調不良や風邪を引き起こしやすくなってしまいます。
そのため、「夏の疲れは夏のうちに」しっかりとカラダのお掃除をしてリセットし、新しい季節を迎えましょう。


photo by unsplash

体内のお掃除に効果的として知られているデトックス食材は様々ありますが、みなさんは意識的に取り入れている食材はありますか?
・整腸作用があると言われている発酵食品や食物繊維を含む食品
・添加物や重金属などの不要物質の吸着・排出には活性炭
・殺菌や解毒に効果的として知られている緑茶やルイボスティー
なども大変おすすめです。
しかし、まずは腸内環境を整え、体内の”ゴミ箱”のような役割を果たしている肝臓を休めて、空にする”Liver cleanse”を行うことが重要であると私は考えます。
そのために2つの方法をご紹介します。


photo by unsplash

■朝イチのレモン白湯
すでに実践されている方も多いかもしれませんね。
胃腸から全身が温まり、臓器が目覚めて働きが良くなりやすいことで知られています。
白湯にレモン果汁を絞るだけで簡単に作ることが出来ますし、明日からでも手軽に取り入れやすいので、ぜひ試してみてください。また、そこに食用の活性炭(チャコール)パウダーを加えると、より一層おすすめ!


photo by unsplash

■ファスティング
自宅で出来る最大のデトックスとも言えるでしょう。半日、1日、3日など自分のペースで無理なく出来る時に、コールドプレスジュースや酵素ドリンクを利用して行ってみることもおすすめです。自身の体と相談してくれぐれも無理のない範囲で行ってください。
しかし、お付き合いなどで外食が多かったり、睡眠不足が続いてしまったりという方は、生活リズムに合わせて肝臓ケアやサポートをしてくれるオーガニックハーブサプリを上手に摂り入れてみるのもひとつ。(添加物含有のサプリは逆効果に繋がるのでご注意を!)
もともと体に備わっているデトックス力には限りがあるので、定期的なカラダのクリーニングを行うことをおすすめします。実りが豊富な食欲の秋!の到来です。美味しく食べて、心も体も美しくありましょう。

  • <谷口 かおり>
    Cosme Kitchen Adaptationディレクター
    「家族や友人、自分の大切な人たちに、いつまでも元気でいてほしい。」そんな想いがきっかけで、栄養学や予防学を学ぶ。 安心安全な食生活の大切さを多くの人に知ってもらいたいという一心で、クッキングスクールを主催し、食の大切さや料理の楽しさを発信。 2016 年に株式会社マッシュフーズに入社し2018年ディレクターに就任。心身共に健康な食生活のあり方を提案し続けている。