Column

「寒い冬に備えて!今年こそ”冷え性の私”から卒業しよう!」

Cosme Kitchen Adaptationディレクター 谷口かおりがお届けするコラム第5弾。
今回は冷え性対策について。多くの女性が抱えている悩みについて語ります。


photo by unsplash

いよいよ冬到来。寒い季節が始まりますね。女性の皆さん、毎年この時期を憂鬱に感じる人も多いのではないでしょうか。そしてその気持ちは、歳を重ねるごとに増していくのかもしれません。 私の周りにも、低体温に悩まされていたり、寒がりのせいか厚着したりしている女性が多いように感じます。そのような女性たちを観察していると、外から何かを加える対策ばかりされているように見えます。 例えば、機能性インナーや厚手のものを着てみたり、湯たんぽを使ったり。カイロや生姜湯、足湯、サウナ、半身浴等々・・・。全て外側からのアプローチですよね。 それは、冷え性対策に限らず、コロナウィルス対策においても、マスクや手洗いうがい、ソーシャルディスタンスなど、外から加える対策がメディアにおいても多く発信され、皆もそれに従って対策されています。 大事なことではありますが、それらは私の個人的な見解にすぎませんが、その場しのぎの一時的なものであって、根本的な改善や対策には繋がらないと思うのです。 外側からのアプローチは「作らずに加えたもの」であり、いつか無くなるからです。簡単に手に入ったものは簡単に失うとも言えるのではないでしょうか。

冷えを根本的に改善したい!さて、何から始めれば良い?

それは、体がどのように熱を発生させるのかを考え、知ることが大切です。そして、その体内の熱を作る材料となるのが「栄養・水・筋肉」と私は考えます。 良質な栄養、良質な水、良質な筋肉が体内に揃うこと。それが出来て初めて熱が生み出され体温を上げることができると思っています。
良質な栄養が血液をつくり、良質な水が血流を良くし、良質な筋肉がポンプとなり、全身に熱を循環してくれます。 そのためには飲みたいものではなく飲むべき水と、食べたいものではなく食べるべき食事(栄養)と、適度な筋肉をつけることを心掛けましょう。
体内から熱を作るための材料が揃って初めて、冷え性改善の一歩となるのです。

良質な栄養とは一体どうやって取り入れる?

こちらは以前のコラムをご参照ください。

良質な水とは?

こちらも以前のコラムをご参照ください。

今こそ根本的な体質改善を!

これから本格的な寒さの到来です。外側からのアプローチは即効性があり、もちろん効果的ですが、折角なら内側からの根本的な体質改善を目指してみませんか。 体が健やかなら、きっと気持ちも健やかに過ごせると私は思っています。 「冷えは万病のもと」と言われているように、冷えは肩こりや便秘、不眠、不妊など、様々な不調の原因となるだけではなく、免疫力低下の原因ともいわれています。 今こそ寒さに耐えられる体づくりをして、寒さなんか恐くない!健やかな冬を過ごしませんか?


  • <谷口 かおり>
    Cosme Kitchen Adaptationディレクター
    「家族や友人、自分の大切な人たちに、いつまでも元気でいてほしい。」そんな想いがきっかけで、栄養学や予防学を学ぶ。 安心安全な食生活の大切さを多くの人に知ってもらいたいという一心で、クッキングスクールを主催し、食の大切さや料理の楽しさを発信。 2016 年に株式会社マッシュフーズに入社し2018年ディレクターに就任。心身共に健康な食生活のあり方を提案し続けている。